千英のひとりごと〜 Chie's words 〜
2019/03/26
ご紹介
過日、西宮の夙川公民館で開催いたしました『第十回 英の会』におきまして、箙の梅についてご講話をいただきました、上方文化評論家四條畷学園大学 客員教授 福井栄一先生
が箕面文化・交流センターにて「2019歴史講演会1」を催されます。
演題は 「あなたの身近にいる陰陽師 安倍晴明」〜陰陽道と日本文化U〜 です。
2019/03/25
第10回 英の会
桜の蕾のふくらみはじめた3月24日第10回 英の会 を開催させていただきました。
今年は、上方文化評論家 福井栄一先生をお迎えして、
講話「鑑賞の手引き 箙の梅について」と題しお話しを頂戴いたしました。
またまた今回も大爆笑の渦。先生のお話しはおもしろいんです!(踊りがメインです!)
お客さまには、大層喜んでいただきました。
毎年何かと趣向をこらし、お客さまに喜んでいただこうと
大道具に力をいれますが、(踊りがメインです!)今回は
道成寺でよく見られる、紅白の綱をつくりました!
お弟子さんのお母様が、お孫さんのお誕生を祝って
お作りになられた赤いお布団。それをリメイクして綱に変身させたのです!
それはそれは大変な作業でしたが、
でも、お弟子さんたちはそんなことも楽しいらしい。
とても立派な舞台となりました。
これも、毎年 英の会を楽しみに待ってくださるお客さまのお陰です!
また、今年も無事に開催できましたこと
みなさまに感謝して…
2019/03/18
かしく祭
今日は、かしく祭で 長唄「道成寺」を舞わせていただきました。法清寺というお寺で、毎年3月18日のかしくさまの命日に
盛大に法要とかしく祭が催されます。
かしくさま とは、
お酒の悪縁をたちきれず、ついにはお兄さんを殺してしまいます。兄殺しの罪での処刑にさいし、かしくさまは油揚げを所望し、その油を髪につけてきれいにときつけ、町中を引き廻されたので、女のみだしなみを忘れぬおくゆかしさが評判となり、劇や浄瑠璃に今に至るまでその名をうたわれているそうです。
また、かしくさまは最後の一念で、自分と同じ悪癖になやむ世の人のために、悪酒を止め酒に乱れぬ神霊とならんと
誓願したそうです。
檀家のみなさまは、一心に法要でお参りされ、
また、かしくさまが所望された油揚げの入ったお蕎麦やお抹茶も振る舞われ、ほんとうに盛大な法要でした。
このような由緒正しい場によんでいただき、舞を奉納させていただくことができ、このご縁に感謝いたします。
ありがとうございました。
2019/01/01
明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。新たな気持ちで新年を迎えています。
氏神さまにご挨拶にいき、自宅にお祀りしてある神棚にも
気持ちよく神様をお迎えいたしました。
よい年になりますように。
平成31年1月元旦
2018/07/24
伝統日本舞踊教室
今年も夏休み子供企画、伝統日本舞踊教室を開催いたしました。それにしても、この暑さ。どの番組をつけても
連日の猛暑、災害レベルの暑さとそればかりですよね。
そんな中でもたくさんの子供たちが集まってくれて
それに元気元気!
浴衣を着せてもらって、会場中走りまくっていました。
ほんとに、いつも子供たちから元気をもらっちゃう。
そんな感じです。
はじめにご挨拶の時のお扇子のあつかい、そしてお扇子にまつわるなぞなぞ?
これなにし〜てる?とお扇子を使って日本舞踊の振りをすると、
笛!フルート!
太鼓たたいてる! 正解!
そして、船を漕ぐ振りでは
掃除してる! なんて楽しい回答も。
また、雨が降るや、落ち葉が舞う、などの振りでは
見事、落ち葉が舞っている!と答えてくれた子も。
なんて豊かな想像力だろうと驚きました。
それから、子供たちは
「ビリーヴ」という曲をピアノとお琴で演奏していただいて、練習。そして発表をいたしました。
あなどれないが、猛暑なんてなんのその!
子供たちのパワーに何があっても乗りきれる。
そんな気になりました。
ありがとう。かんしゃ。
2018/02/24
振り付けって楽しい!
春の温かな日差しを少しずつ感じられるようになってきましたね。もうすぐお雛さまです。
これまた恒例になってまいりました、音で遊ぼう。
未就学児のこどもたちが集まって、
いろんな楽器の生の演奏にふれて、音を楽しんでもらおう。
という企画。
今年も、よんでいただきました。
子供たちとお雛さまの曲でおどり、
わたしも日本舞踊を披露します。
そして今年の曲は、松任谷由実さんの「春よ来い」
ピアノとお琴の演奏です。
0才から3才までの子供たちに踊りを観てもらうの
だから、どんな風に振りをつけたら興味をもって
もらえるかな〜。
春よ、だから蝶々に花がちらちら…おもしろくないな〜
春よ遠き春よ、だから何かを思い出しているのかな?
そうだ、浦島でいこう。と、
おじいさんが昔を懐かしんで、踊り出そうとすると
若者の姿に変身して、竜宮城での春夏秋冬を思い出したり
釣をしたりして、夢か幻か?これが現実なのかと歩きだすと…
お面をつけたり、はずしたりしたら
こどもたち、どんな反応するかな?
2018/01/29
英の会
昨日は第九回 「英の会」でした。多数ご来場たまわり、うれしいかぎりです。
地元で愛される会をと、がんばってまいりました。
その思いが叶ってきたように思います。
自転車に乗って気軽に来てくださり、
会館の前で待ち合わせ。中にはきちんと
お着物姿で来てくださるお客さまもあり
本当にありがたく思います。
そして、なんと格調の高いとお誉めのお言葉も
いただきました。
これぞ、私のめざしているところ。
手作りの会ながらも、品のある温かみのある会をと
つねに心がけています。
次回は第十回、節目の年でもあります。
さてさて、どんな会にしようかな。
これからの宿題ですね。
本当にありがとうございました。
2018/01/21
第33回 伊勢志賀山流 舞初め
今年も伊勢志賀山流、舞初めが開催されました。第33回。国立文楽小劇場ができた年からはじまった
「舞初め」
毎年1月に同じ場所でこうして続けさせていただける
こと、これって特別ですよね。
あまり感じなかったこと、近頃いろいろと
当たり前があたりまえでないこと、
感じるようになりました。
そして今年は「紀州道成寺」の振り付けに
挑戦しました。
自分で振り付けしたものを
ご披露させていただくことに
いささか緊張いたしましたが、
舞台はやっぱり気持ちいい!
最近はああしなきゃ、こうあるべき
という、呪縛からすっかり解き放たれ
舞台を楽しむということを、、楽しんでいます。
28日、日曜日は「英の会」です。
今度はお弟子さんたちが主役。
舞台を楽しむということ、伝えてあげたいな。
2018/01/03
明けましておめでとうございます
板東玉三郎初春特別舞踊公演にいって参りました。ま〜なんと本当にうつくしい…
玉三郎さんの「傾城」
幕が開いたとき、あまりの美しさに
舞台がどういうこしらえか、研究しよう
なんて考えはぶっ飛んでしまい、
ただただ見とれちゃいました。
素直でいいですね。
あの流れるような美しさ、
間合い、空気感、
いったんなんなのでしょう。
ふつうきちっと止まらないと
だらだらしたり、しまりがなくなったり
しますが、玉三郎さんのばあい
ずっと流れる物語がある。
いったいなんなの〜
って、お正月からいいもの見せて
もらいました。
感謝
今年もよろしくお願いいたします。
2017/02/26
ジュビター
この曲は、私の好きな曲今回はお友だちのピアノとヴァイオリンにのせて
踊りを振り付けました。
平原綾香さんの ひとりじゃない という歌詞が
強烈に私にひびき、今回の振りは
孤独な戦いからなにもない不毛の地。そこから
芽吹き、そして誕生 というイメージで振りを
つけてみました。
2月27日(月)音で遊ぼう♪
子供達とひな祭りの曲で日本舞踊の体験後
ジュビター を踊ります。