千英のひとりごと〜 Chie's words 〜
2025/01/27
第13回 英の会
無事にみなが舞納め、ただただ感謝でございます。立ち見が出るほどの満員のお客様ありがとうございました。
私は おかげさまで という言葉が好きですが、やはりこの度も
裏で舞台を支えて下さるみなさま、弟子のお一人おひとり、そしてお運び下さるお客さまのお陰でございます。
本当にありがとうございました!
2025/01/11
小笠原流 初煎会
今日は、初煎会に伺いました。綺麗に清められたお玄関をくぐり、お正月らしい盛物。
立ちつくばいから立礼席に案内され、普段ではお目にかかれない設えに心躍り、一息ついて次は中庭を通って、座礼のお席へ。
格調高いお部屋でのひと時を堪能し、本日はなだ万さんより料理人がいらしてのおもてなし。
ひとつひとつがお勉強。
1年に1度のことですので、お作法を忘れていることも多いですけれども、少しずつ身についているかしら。
一歩足を踏み入れたところから、帰るまでどこも手を抜くことなく細心のお心を頂戴いたしました。
ありがとうございました。
2025/01/11
木下邸に響き舞う
無事に舞納めました。三味線と日本舞踊のワークショップ。
それぞれの特色を説明したり、
実際に実演したりして、最後に政智さんの演奏で、長唄「松の緑」を舞いました。
日本舞踊を観るのは初めて!とおっしゃる方が結構いらして、
それはありがたいこと。そのような方にも観ていただける企画でしたので、嬉しく思いました!
寒い中お越しいただきありがたいことです。
2025/01/11
初舞は岐阜から
気持ちをひきしめて精進してまいります。いつもながら、喜久次お兄さんのはからいで
お屠蘇と岐阜のお雑煮で初春を寿ぐ。
今年はおかげさまで、
1月26日に
湊川神社神能殿にて、会をさせていただきます。
たくさんのお運びをお待ち申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします!
2024/11/24
万里の道も南歩から! 真打昇進への道
南歩さんのライフワークになっている、ヒューマン講談(皆手を叩いて笑っている)から、南歩さんのお師匠さま、
旭堂南左衛門先生の「徂徠豆腐」はグッとくるものがあり、
活動写真弁士の尾田直彪さん
これ私は初めて見た!
何となく時間の流れが今とはズレてる感じが心地よくとっても良かった。
また、いつも元気な南歩さんが
しっとりしんみり聞かせる「面の餅」。
話の中で主人がいたずらを考えてお面を入れ替える場面があるのですが、色々な情景が浮かんできて、さすがだなぁっと思いました!
本当にてんこ盛りの会で、行ってよかった。
また、1月のうちの英の会のことも、しっかり宣伝してくださいました!
南歩さんには、ご案内役と
長唄「賤の苧環」で間・講談として、前ジテ後ジテの間で講談を入れていただこうと、そんなこと考えています!
そんなわけのわからないこと言い出した私のわがままを聞いていただき、ありがたいお話です。
2024/11/20
衣替え
岐阜お稽古いよいよの衣替え。しっかり汗をかくほどお稽古しなさいと、これまでは浴衣でのお稽古でしたが、今週から袷。
夜は喜久次お兄さんのお手製
せせりのお鍋でほっこり。
次の日は、岐阜のモーニング文化を体験!なんと、飲み物を注文すると、サービスで!モーニングが出てくるの。
茶碗蒸しに、ペペロンチーノ風パスタにオニオンフライ、キャベツとコーンのサラダに半分トースト、デザートまで!
知らない人は、こんなの頼んでないよってびっくりするらしい。
そりゃするわ(笑)
お稽古頑張った最終日は
はじめての夜の可也家。
お昼はカフェで、夜はBARになる。
みんなはもぎたて新鮮なレモンスカッシュ。私はウォッカベースの洋梨のカクテルシャーベットで乾杯。
今日もありがとう
お疲れさまでした!
2024/11/13
樟蔭行って参りました
今年も身体表現コースの特別授業にお伺いしました!今年も元気な高3の子たち。
総勢約30人。
毎年思いますが、身体表現コースの子たちはすごいです!
身体の使い方、見せ方をよくわかっているので、少しの言葉でぐっとよくなる。
今年は日本舞踊の特色である
風景描写に特化して端唄の京の四季。
ここはどんなことを扇子で表現しているのかとか、事細かく説明しながら、
春・夏・秋・冬踊りました。
そして、こちら定番になりつつある
京鹿子娘道成寺。
ほんのほんのさわりですが、
道成寺の話の流れを説明して、
鐘に恨みはかずかずござる
のくだりを皆で踊りました。
充実した2日間、みんなありがとう!
先生方大変お世話になりました!
2024/10/24
岐阜・お稽古
久しぶりのお稽古。一人で新幹線も少しは慣れてきたかな。
お稽古終わってから
本日も地歌舞伎の練習場へお邪魔する。これは楽しすぎてはずせない。
車引の車も、腰掛けている切り株も舞台は皆さんのお手製。
大人が目を輝かせてやっているもんだから、子供たちも後に続く。
そして10年前若旦那衆で主役を張っていた人たちが、今は狂言方や後見にまわって、下からしっかりと支えている。
こんな風にやっていきたいものだと改めて思う。
その後は喜久次お兄さんお手製の
とりの水炊きを可也家でご馳走に!
鶏ガラからとって下さったお出汁の美味しいこと!
小野崎学長もご一緒に
あーだこーだのお話に花が咲いて。
ありがとうございます!
2024/10/11
ぎふ長良川の鵜飼と船遊び
湊町と呼ばれる街にいまだ残る情緒あふれる町家風情。
素晴らしい伝統と文化が残るギュっと凝縮されたこの街を散策し、とうとうと水が流れる清流長良川へ。
幇間喜久次さんと舞妓喜久有さんのお出迎えでお船へ。
初めての船遊び
初めての鵜飼漁
舞妓さんと幇間さんの洗練された舞を拝見して、そこから段々と盛り上げていってくださるその間がまた絶妙でお座敷遊びの世界へいざなって下さいました。
これはね、行った人しかわからないよ〜
また、クライマックスは鵜飼漁の総当たり。
六艘の船で魚を追い込んで漁をする伝統的な鵜飼漁を間近で見させていただきました。
下船して、喜久次さんが鳳川伎連の提灯で足元を照らしてくださり、お宿の十八楼まで川辺を歩く。
はんなり、まったり
余韻がのこる、、、
2024/10/08
お伊勢参り
お二人に準名取のお名前をとっていただき、伊勢神宮にご挨拶に参りました。私どもの流派は、伊勢志賀山流といい、初代の宗家が伊勢に居られたことから、幾度となく伊勢にはお参りをさせていただき、また式年遷宮ではご奉納の舞を納めさせていただきました。
この度もご祈祷、お神楽をあげていただき、それから御垣内参拝させていただきました。
1月26日の英の会では、
皆が無事舞納めますようにとお祈りしました。
よろしくお願いいたします!